(これは2007年4月20日に掲載されたものです。)
フランス大統領選の第1回投票が22日に行われる。移民問題や雇用対策、2005年の国民投票で否決された欧州憲法制定による欧州統一問題などが主な争点となっている。
主な候補者は以下の通り。
右派・国民運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ総裁
左派・社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル元環境相
中道・フランス民主連合(UDF)のフランソワ・バイル議長
極右・国民戦線(FN)のジャンマリ・ルペン党首
現在のところ最有力視されているのはサルコジ氏だが、当選に必要な過半数の票を獲得するのは難しいとみられている。その場合、上位2人が5月6日の決選投票で争う予定だ。
為替マーケットの関係者の間では、大方の予想通りサルコジ氏が大統領になるのか否か、非常に注目が集まっている。というのも、同氏は、ユーロ高に対して強い懸念を示しているからだ。
同氏の最近の発言をまとめてみた。
◎ユーロ「過大評価」政策は放棄すべき。(3月7日)
◎ECBはユーロ安に誘導すべき。(3月29日)
◎ユーロ高、これをこのまま続けるわけにはいかない。(4月1日)
◎通貨安を利用して自国製品をより安い価格で売っている国と、為替レートの再調整について協議する必要がある。(4月2日)
選挙の結果次第では、ユーロの動向に変化の兆しが見えるかもしれない。誰が大統領に選ばれるのか、目が離せない。
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