個人消費支出のデフレーター。
価格指数の代表格にCPIがあるが、CPIとPCEの違いは対象となる支払いと算出方法にある。
前者が消費者が直接的に支払う消費支出を対象とし、ラスパイレス指数を用いてはじき出しているのに対し、後者は保険制度による医療費の支払いなど間接的な負担までを対象とし、ラスパイレス指数とパーシェ指数の幾何平均の連鎖指数を用いている。
その結果、CPIは上方バイアスが生じるが、PCEはバイアスが生じにくい。
同指標のなかでも、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアPCEは、FRB(米連邦準備制度)がインフレ指標として重視している指標であることから、市場関係者の注目度も高い。
|